借金の任意整理の和解・個人再生の手続き等が終了した後、当然ながら毎月の返済が発生します。この時、支払方法はATMでの支払いや銀行引き落としではありません。支払い用紙が送られてきて、コンビニ等で支払うわけでもありません。
毎月の返済は各債権者ごとに異なる銀行へ銀行振り込みする必要があります。もちろん、振込手数料も振込人の負担です。
何社にも返済する必要がある場合は以下のように負担が増えることになります。
【例:個人再生によって6社に支払いをすることになった場合】
毎月決まった日に銀行6社(支払いをする銀行が全て被らなかった場合)に立ち寄り、支払を済ませなくてはいけませんし、それを3年間以上(個人再生なら)忘れず、自己責任で管理する必要があります。
支払が遅れた場合は、ご自宅等に直接連絡が来ますし、返済が遅れそうな時はご自身で債権者に伝えなくてはいけません。 |
こういった和解後の支払いを事務所が代行することもできます。
依頼者は、毎月1回、事務所に入金していただければ、煩わしい返済を全て事務所が代行いたします。
代行弁済を事務所に依頼することによって発生するメリット・デメリットは以下の通りです。
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自分で返済 |
代行弁済 |
毎月の振り込みの手間 |
上記のとおり |
事務所に1回 |
返済の管理 |
自己責任 |
事務所が管理 |
返済が遅れた場合 |
自分で連絡
自宅に督促 |
事務所が代わりに対応 |
問題が発生したとき |
新たに相談先を探す
再契約する必要が出てくる |
事務所が引き続き対応 |
債権者からの郵便物 |
全て自宅へ |
全て事務所へ |
家族に黙っている場合 |
バレるかも |
バレにくい |
ただし、代行弁済の場合は代行手数料をいただきますので費用がかさむというデメリットが存在します。
振り込み1社につき毎月1000円(税別)の手数料をいただいております。こちらには、銀行へ払う手数料も含んでおります。
例えば、毎月5社に各10000円、合計で50000円支払う場合
【ご自身で支払う場合】
支払額…毎月10000円に手数料300~400円を合わせた額×5
【代行弁済の場合】
支払額…毎月50000円と代行手数料5500円を毎月1回事務所に入金していただくことになります。
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債務整理等の依頼を考えておられる方は、合わせてご活用ください。代行弁済を利用するかどうかは、依頼者様が自由に選ぶことができます。